「車のメンテナンス」自分で出来る事は?無駄な整備費用を抑える。

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車を所有する上で、維持費は避けて通れないものです。燃料費や修理費など、車の運用には多くの費用がかかります。しかし、正しい知識と予防メンテナンスの自らの実施によって、これらの費用を節約することができます。

適切なメンテナンススケジュールの立て方や燃費改善の方法、部品交換のタイミングはとても大切。正しい知識を持ち、予防的なアプローチを取ることで、コストを削減することが可能です。

この記事を通じて、車の維持費削減と予防メンテナンスの重要性を理解し、より経済的なカーライフを送るための道しるべとして活用してください。

無駄なメンテナンス費用を抑える

無駄なメンテナンス費用を抑える

自動車の整備や修理は、安全性やパフォーマンスを保つために欠かせない重要な作業です。

しかし、自動車の整備や修理においては、必要のない部品の交換や不正な費用請求を行う業者も存在することが残念ながらあります。これらの行為に遭遇すると、オーナーは予期せぬ出費に見舞われることになります。

そのような不正請求を回避するためには、まず複数の業者から見積もりを取ること、見積もりを比較することで、適正な価格かどうかを見極めることができます。また、自身で基本的な点検やメンテナンスを行うことで、車の状態を把握しやすくなります。不必要な整備を避けるためにも、オーナー自身が車を知ることが不可欠です。

さらに、口コミや評判を参考にすることで、信頼できる業者を見つける手助けとなります。他の車のオーナーが体験した情報を頼りにすることで、整備費用ぼったくりのリスクを減らすことができます。また、業者とのやり取りにおいては、具体的な作業内容や交換パーツの必要性を確認することが重要です。

不必要なブレーキパッド交換とバッテリー交換

不必要なブレーキパッド交換とバッテリー交換

整備費用の不正な請求からの保護を目指すためには、正しい知識を身につけることが重要です。

特に、ブレーキパッドバッテリーの交換は、車の安全性やパフォーマンスに関わる重要な部分ですが、交換の必要性は個々の車の状態や走行距離、使用環境によって異なります。業者によっては、定期的な交換を勧めることで余計な費用を請求する場合があります。

車検やメンテナンスの際には、しっかりと納得のいく説明を求めましょう。業者が交換の必要性を主張する場合でも、具体的な理由や状態の確認方法を詳しく説明してもらいましょう。また、自分でも車の状態をチェックし、交換の必要性を客観的に判断することも重要です。

信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判、信頼性の高いサービスを提供しているかどうかを調べることも有効です。他の車のオーナーや自動車愛好家のコミュニティでの意見交換やアドバイスも役立つでしょう。

正しい知識を持ち、自分の車の状態を理解し、信頼できる業者を選ぶことで、「ボッタクリ」から身を守り、整備費用の節約につなげることができます。

自分で出来るメンテナンス

自分で出来るメンテナンス

車には定期的なメンテナンスが必要です。これには、車両の安全性確保や故障予防、燃費改善、寿命延長の他に無駄な費用を使わないなどの理由があります。

車のメンテナンススケジュールに従って、必要なメンテナンスを適切な時期に実施することが重要です。定期的な点検や部品の交換を怠ると、車両の動作に問題が生じ、悪い状態で走行することになります。

日本では2年に1回の車検が行われ、重大な事故を防ぐためのシビアコンディション点検が行われます。しかし、日頃からのメンテナンスも重要です。自分で行える範囲のメンテナンスを実施することで、無駄な整備費用を抑えるだけでなく、事故防止にも役立ちます。以下に基本的なメンテナンスを紹介します。

タイヤ空気圧

タイヤ空気圧は、乗り続けているうちに自然に圧力が変わるため定期的にチェックが必要。

方法としてはガソリンスタンドで給油ついでに、タイヤ圧力計付小型エアーコンプレッサー(空気の出し入れで圧力調整)で調べることができます。(持ち運べる小型エアーコンプレッサーはどこのガソリンスタンドでも有ります)

車のタイヤ空気圧は適正な数値があり、高すぎても低くすぎても行けません。数値表はドアを開けると記載されているので参考にしてください。

タイヤ空気圧
【空気圧が低い場合の悪影響】
  1. 転がり抵抗が増すことで燃費が悪化する
  2. 走行が不安定になる
  3. 過度のタイヤ発熱量により、損傷しやすくなる
  4. タイヤコード切れを起こしやすくなる
【空気圧が高い場合の悪影響】
  1. タイヤ面が傷付きやすくなる
  2. 変則摩耗が起き、寿命が短くなる
  3. 乗り心地の悪化

ウィンドウォッシャー液補充

ウィンドウォッシャー液を入れる場所

フロントガラスは何かと汚れます、そんな時にガラス面をワイパーで綺麗にする場合はウィンドウォッシャー液は必須です。

ウィンドウォッシャー液は2,000ml、500円前後で販売されいます。

購入する場合は「原液タイプ」「希釈タイプ」がありますので注意、その他撥水加工や油膜取りに特化したものなどさまざまな種類がるので確認するといいでしょう。

応急の場合、水道水も使用できますが凍結すると部品破損の可能性があるので注意。

ワイパーゴム交換

ワイパーゴム

ワイパーゴムはゴムで出来ているため、使用していると劣化していきます。使用頻度にもよりますが1年に一回の交換がベスト。

1年に届かなくても、雨水のキレが悪くなっら交換するといいでしょう。(濡れた布でゴム部分をふき取るとキレが戻るときもあります。)

費用はゴム部分500円~1500円、ブレード2,000円~10,000円、メーカーや車種によって形状やサイズが違うため、お店備え付けの適合表で確認するか、店員さんに相談する必要があります。

オイルセルフ点検

エンジン内オイルゲージ

オイル交換はプロの任せますが、点検は自分で出来ます。(自分で交換も可能)

  • 用意するもの:キッチンペーパー、手袋
  • 点検手順:エンジン停止→ボンネットを開ける→オイルレベルゲージで汚れを確認並びにオイル量の確認

オイルの汚れは色で判断、オレンジ色・黄色・白(オイルの種類による)だと良好。オイル量の確認方法はオイルレベルゲージの「F」と「L」の間に、オイルの跡がついていれば、オイルの量は適切です。

オイルの重要性は「エンジンオイル交換が必要な訳と交換タイミングの判断基準を解説。」で解説しています。

バッテリー確認

車のメンテナンスでバッテリー確認は外せない項目。

バッテリーには何種類か確認方法があります、電圧低下・車に機能が鈍くなる・インジケータによる確認など。詳しくは「自動車バッテリー上がりの対処法。寿命サインを見極めて賢く交換」で解説しています。是非参考にしてください。

ブレーキパッドの確認

ブレーキパッドを確認する方法はいくつかあります。

  • 【目視確認】車両のホイールを外して、ブレーキキャリパーを観察します。ブレーキパッドの厚みが目視で確認できます。パッドの厚さが2ミリメートル以下になっている場合は、交換が必要です。
  • 【警告灯の確認】一部の車種には、ブレーキパッドの交換時期を知らせる警告灯がついています。車の取扱説明書を参照してください。
  • 【ブレーキペダルの挙動の確認】ブレーキペダルが踏み込みにくくなっている、またはブレーキをかけたときに異音がする場合は、ブレーキパッドの交換が必要です。
  • 【メンテナンス記録の確認】過去の車両メンテナンス記録を確認して、ブレーキパッドが交換された時期や、残りの厚みを確認することができます。

詳しくは以下の記事で解説しています。

冷却水残量チェック

燃料を燃焼させて駆動する自動車エンジンは乗り続けている間、温度上昇していきオーバーヒートを起こす原因になります。そこで冷却水(クーラント液)を循環させることで、エンジンの温度を一定に保っています。

冷却水(クーラント液)は基本的にエンジンを循環してるだけなので、頻繫に補充する必要はないですが、残量が規定ラインより下がっている場合は、部品破損の可能性があり、整備工場で確認する必要があります。

洗車

洗車

意外に思われるかもしれませんけど、定期的に洗車しないままだと、塗装が壊れる場合があります。原因は水垢みずあかの固着です、塩も含んでいるため車のボディーに悪影響を及ぼす場合があるのです。

洗車はシャンプーを使用してスポンジで優しく洗ってあげるといいです。ポイントは綺麗にふき取ること、出来れば撥水加工処理するのがベスト。

手洗いが面倒な場合は、ガソリンスタンドの洗車機や高圧洗浄機でもOK。

まとめ

自動車の整備や修理において、不正な費用請求や不必要な部品交換が存在することがあります。オーナーは以下のポイントに注意することで、予期せぬ出費を避けることができます。

  1. 複数の業者から見積もりを取り、価格を比較することが重要です。
  2. 自身で基本的な点検やメンテナンスを行い、車の状態を把握しましょう。
  3. 車に関する知識を身につけ、不必要な整備を避けることが大切です。

これらの対策を実践することで、オーナーは不正な費用請求や部品交換から守られ、予期せぬ出費を抑えることができます。

この記事を書いた人
てつ

➤こんにちは「てつ」と申します。
➤神奈川県在住の50歳代の運転手です。
私は、長年にわたり運転手を続けてきましたが、交通事情や環境問題について深い関心があり、自分ができることを考えながら、日々の運転に取り組んでいます。
➤近年では環境問題に配慮した車両や燃料の使用も求められており、運転手は省エネやエコドライブなどの取り組みが重要です。
➤このブログでは、これまでの出来事や経験を記事で紹介しています。

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