【解説】ドライブレコーダー駐車監視機能で注意すべきポイント。

車メンテナンス・防犯・便利アイテム

近年、自動車保険に加入する際に、ドライブレコーダーの設置を求められるケースが増えています。ドライブレコーダーは、車両の運転中に撮影した映像を記録するだけでなく、駐車中にも映像を記録する「駐車監視機能」があります。

この機能は、駐車場での車両の「接触」や「いたずら」などを防ぐために非常に有用です。しかし、駐車監視機能を使用する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。今回の記事ではドライブレコーダーの駐車監視機能で注意すべきポイントについて解説します。

駐車監視機能とは

駐車監視機能とは

ドライブレコーダーの駐車監視機能とは、車両が駐車中にも録画ができる機能のことです。

通常、ドライブレコーダーは車両の走行中に前方や後方の映像を録画することができますが、駐車監視機能を備えたドライブレコーダーは、車両が駐車中でも録画が可能となります。車両の接触や傷つけられた際の証拠として役立ちます。

駐車監視機能で注意すべきこと。

車両監視機能としてはとても便利な「駐車監視機能付きドライブレコーダー」ですが、駐車監視機能を利用する際には、注意すべきポイントがあります。以下では、駐車監視機能を利用する際に注意すべきポイントについて解説します。

カメラの死角

「カメラの死角」とは、カメラが撮影できない範囲のことを指します。ドライブレコーダーの場合、カメラが固定されているため、特定の方向に向けてしか撮影できないため、その方向に対して死角が発生します。

例えば、前方を向いたカメラであれば、車両の後方や側面、下方などが死角になります。死角になる部分から障害物や事故が発生した場合、カメラで映像を記録できないため、証拠として利用できないことになります。

このため、より広範囲を撮影できる360度撮影が可能なドライブレコーダーの利用が増えています。しかし、360度撮影が可能なドライブレコーダーでも、カメラの設置場所や性能によっては、完全に死角がなくなるわけではありません。

また、映像が歪んでしまったり、画質が低下したりすることもあります。そのため、ドライブレコーダーを選ぶ際には、駐車場の環境や機種性能をよく確認することが大切です。

バッテリー上がり

ドライブレコーダーの駐車監視機能を使用する場合、バッテリー上がりの原因になる可能性があります。

駐車監視機能は、車両が駐車の際に常に録画を行っているため、バッテリーを消耗します。特に、駐車場などで長時間駐車する場合や、バッテリーの充電状態が悪い場合には、バッテリーが上がってしまう可能性があります。

そのため、適切なバッテリー設置や充電状態の確認、専用ケーブルの適切な取り付けなど、注意点を踏まえた上で使用することが重要です。

また、駐車監視機能付きドライブレコーダーを購入する場合、「バッテリー内臓」や「外部バッテリー」、または「車両バッテリー」など電源の供給に種類があり、自分の車や駐車環境に合わせて選ぶといいです。

録画容量の不足

常時録画を行うドライブレコーダーは、録画する動画の容量が大きくなります。特に、高画質の映像を録画する場合や、録画時間が長い場合には、容量の問題が顕著になることがあります。

一般的に、ドライブレコーダーの動画は、SDカードなどの記録媒体に保存されます。記録媒体の容量が大きい場合は、長時間録画することが可能ですが、容量が小さい場合は、録画時間が短くなる可能性があります。

また、一部のドライブレコーダーでは、常時録画の際に、古いデータから自動的に削除する機能が備わっている場合があり、これにより容量を節約することができますが、削除された古いデータが証拠として必要になる場合には、問題が生じることがあります。

また、録画容量の不足に対処するために、ドライブレコーダーの駐車監視機能で動体検知録画を選択することがあります。

この機能を使用すると、駐車中に周囲の動きを感知し、異常があった場合に自動的に録画を開始します。録画されるのは、異常があった時だけであり、不要な録画が無駄になることがないため、録画容量を節約することができます。

駐車監視機能付きドライブレコーダー

録画方式

ドライブレコーダーカメラ

録画方式は、機種やメーカーによって異なりますが、一般的には以下のような方式があります。

常時録画

常時録画方式は、防犯カメラと同じように、常に周囲の映像を録画し続けるため、車両に何かが起こった場合に備えて、重要な証拠となります。しかし、録画する映像が多いため、記録媒体の容量が圧迫されやすく、記録時間を延ばすために高容量のメモリーカードを使用する必要があります。

また、バッテリーから電力を供給するため、長時間の録画でバッテリーが消耗することがあります。一部のドライブレコーダーには、バッテリーを保護するために、電圧低下すると録画を停止する機能が搭載されている場合もあります。そのため、適切な設定を行うことで、ドライブレコーダーの効果的な利用が可能となります。

衝撃検知録画(Gセンサー)

ドライブレコーダーの衝撃検知録画には、Gセンサーと呼ばれる加速度センサーが使用されています。Gセンサーは、車両に衝撃が加わった場合に、その衝撃を検知するセンサーです。

Gセンサーは、車両が急ブレーキをかけたり、急激な加速や減速をした場合にも反応するため、衝突事故以外にも活用されます。例えば、急ブレーキをかけた時に、後ろから追い越し車に追突された場合など、ドライブレコーダーが録画を開始することで、事故直前の状況を記録することができます。

ただし、Gセンサーの感度が高すぎる場合は、道路の段差や車線変更などの普通の運転中にも作動することがあります。したがって、ドライブレコーダーの設定を調整し、適切な感度に設定することが重要です。

動体検知録画

ドライブレコーダーの動体検知録画とは、モーションセンサーによって車両周辺で発生する動きを感知すると、その動きを検知して自動的に録画を開始する機能のことを指します。

この機能を備えたドライブレコーダーは、車両が駐車中でも、車両周辺に動きがあれば自動的に録画が始まります。これにより、車両が駐車中に他の車両による衝突や接触などの事件が起こった場合でも、録画映像を確認できるため、被害届や保険請求に役立つことがあります。

ただし、動体検知録画の機能には、誤動作や撮影漏れなどのリスクもあります。特に、センサーの感度が高すぎる場合、風で舞う落葉や猫などの小さな動きでも録画が開始されてしまい、無駄に容量を消費してしまう可能性があります。そのため、適切な設定が必要です。

駐車監視機能はバッテリーが課題

エンジンバッテリー電源の供給

ドライブレコーダーの駐車監視機能は、車が駐車中に周囲の動きを録画する機能です。この機能を使用するためには、電力を供給する必要があります。したがって、駐車監視機能を使用すると、バッテリーの消耗が問題となる場合があります。

ドライブレコーダーの駐車監視機能には、内臓バッテリー、外部バッテリー、車両バッテリー、など様々な方法で電力が供給されます。適切なバッテリーの選択には、使用目的や環境、コストなどの要素を考慮する必要があります。

バッテリー内蔵タイプ

バッテリー内蔵タイプとは、電源を供給する小型のバッテリーを内蔵しており、車両のバッテリーを利用することなく録画を継続することができます。ただし、バッテリー容量が限られているため、長時間の駐車中にはバッテリーが上がってしまうことがあります。

外部バッテリータイプ

別途外部のバッテリーを用意することで、駐車中でも電源を供給することができます。バッテリー容量によって駐車時間が限られている場合がありますが、内蔵バッテリータイプに比べて録画時間を延ばすことができます。

車両バッテリータイプ

車両の常時電源に接続することで、エンジンを切っても車両のバッテリーから電源を供給することができます。

一般的に、内蔵バッテリーや外部バッテリーは、容量が限られているため、車両バッテリーと比べると使用時間が短くなります。一方、車両バッテリーは大容量であり、それなりに電源を供給されるため、使用時間が比較的長くなります。

注意点として車両バッテリー常時電源に接続する際には、専用のハードワイヤーキットを使用して、車両の配線に接続することが望ましいです。誤った配線や接続によって、車両の故障や火災などのリスクがあるため、専門家による設置や取り付けを行うことを推奨します。

駐車監視機能付きドライブレコーダーの選び方

いろんなドライブレコーダー

以下に挙げたポイントで駐車監視機能付きドライブレコーダーを選ぶといいでしょう。

  1. 録画方式
  2. バッテリー方式
  3. 視野角
  4. 録画容量

①録画方式

録画方式は常時録画型と動体検知録画、2つのどちらかを選ぶといいでしょう。常時録画型は、駐車中も常に録画を継続するため、重要なシーンを逃すことがありません。動体検知録画は、モーションセンサーによって車両周辺で発生する動きを感知すると、その動きを検知して自動的に録画を開始する機能、使用目的や好みによって、どちらを選ぶか決めましょう。

②バッテリー方式

駐車監視機能付きドライブレコーダーを選ぶ際にバッテリーについて考慮することが重要です。以下は、バッテリーに関する選び方のポイントです。

  • バッテリー容量は、ドライブレコーダーが駐車監視モードで使用される時間を決定します。より大きな容量のバッテリーを選ぶことで、より長時間の駐車監視が可能になります。
  • 駐車監視モードでは、ドライブレコーダーが常時稼働するため、バッテリーの消費が大きくなります。ドライブレコーダーの仕様書で、駐車監視モードの消費電力を確認し、バッテリー容量とのバランスを考慮して選びましょう。
  • バッテリーが充電されるまでの時間も重要なポイントです。急速充電に対応したモデルを選ぶことで、より短い時間でバッテリーを充電できます。
  • 駐車監視モードで長時間使用する場合、バッテリー容量が不足する可能性があります。外部電源に接続して使用できるドライブレコーダーを選ぶことで、バッテリー容量の心配をすることなく、長時間の駐車監視が可能になります。

これらのポイントを考慮し、自分に最適な駐車監視機能付きドライブレコーダーを選びましょう。

③視野角

広い視野角を持つドライブレコーダーは、車両周辺の状況をより広く録画できるため、より多くの情報を得ることができます。しかし、視野角が広い分、映像の解像度が下がる場合があるため、適切なバランスを考慮しましょう。

④録画容量

録画された映像は、ストレージに保存されます。録画容量は、ドライブレコーダーのストレージ容量によって異なります。常時録画型の場合は、大容量のストレージが必要ですが、イベント録画型の場合は、小容量でも十分です。必要な録画時間や録画範囲に応じて、ストレージの容量を適切に選びましょう。

これらのポイントを踏まえて、自分に合った駐車監視機能付きドライブレコーダーを選びましょう。また、品質や信頼性についてもしっかりと確認することが大切です。

駐車監視機能付きおすすめドライブレコーダー

最後に

駐車監視機能付きドライブレコーダーは、車両が駐車されているときにも録画を行い、盗難や事故の証拠として利用できる便利な機能を持っています。

選び方のポイントは、録画方式、バッテリー方式、視野角、録画容量などです。また、高画質で夜間でもクリアな映像を録画できるものが好ましいです。

この記事を書いた人
てつ

➤こんにちは「てつ」と申します。
➤神奈川県在住
➤職業 運転手
長年運転手を続けているのですが、最近では交通事情や環境問題について深い関心を持つようになり、自分ができることを考えながら、日々の運転に取り組んでいます。
近年では環境問題に配慮した車両や燃料の使用も求められており、運転手は省エネやエコドライブなどの取り組みが重要です。
➤このブログでは気になった事や、さまざまな経験を元に記事を作成し紹介しています。

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