【2025年】うっかり車検切れ!気づいたらすぐ取るべき対応とは

お役立ち

「気づいたら車検が切れていた…」という経験は、決して珍しいものではありません。
しかし車検切れのまま公道を走行すると道路運送車両法違反となり、罰金や違反点数など重いペナルティを受ける可能性があります。

車検切れに気づいたときの正しい対処法や仮ナンバーの取得方法、再発防止のポイントをわかりやすく解説します。

車検切れに気づいたら「絶対にやってはいけないこと」

まず大前提として、

  • 車検切れの車で公道を走る
    これは法律違反です。

車検切れ車で走行すると、

  • 6か月以下の懲役または30万円以下の罰金
  • 違反点数6点 → 一発で免停(30日)
    という非常に重い処分が科されます。

「ちょっとだけなら大丈夫だろう」と考えるのは危険です。

車検切れに気づいたときの正しい対応ステップ

車検切れの車は、たとえ短距離でも公道を走らせてはいけません。
まずは安全な場所に駐車し、移動が必要な場合はレッカーや積載車を利用しましょう。

車検を受けるための方法を決める

車検を更新するには以下の選択肢があります。

  • ディーラーや整備工場に依頼 → 安心だが費用は高め
  • 車検専門店(○○車検など) → 価格は比較的安くスピーディー
  • ユーザー車検(自分で陸運局へ持ち込み) → 費用は安いが知識と時間が必要

公道を走れない車…でもどうやって車検に出す?

▶ 車検切れの車は自走NG!

「ディーラーや整備工場に行こう」と思っても、そのまま走るのは違法
以下のいずれかで対処しましょう。

対処法1:仮ナンバー(仮運行許可証)を取得する

対処法1:仮ナンバー(仮運行許可証)を取得する

仮ナンバーとは?

仮ナンバーとは、車検切れなどで車を一時的に運転するための臨時のナンバープレートです。市区町村の役所で申請すれば、最大5日間まで有効で、公道を走行できます。

ただし、使用目的や経路が限定されており、検査場までの運転など必要最小限の利用に限られます。

  1. 市区町村の役所で発行
  2. 有効期間:最大5日間
  3. 使用目的:車検・整備・登録のための移動のみ

必要な書類

  1. 車体番号のわかる書類(車検証・抹消登録証明書等)
  2. 自動車損害賠償責任保険証の原本※コピーは不可
  3. 窓口に来る人の本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)
  4. 手数料  1件750円
  5. 自動車臨時運行許可申請書
  6. 窓口:各区役所、各市役所、その他
  7. 運行経路も申請必要(貸出日数は運行経路を参考にする)

対処法2:レッカー車や積載車を手配する

対処法2:レッカー車や積載車を手配する

ロードサービスや車検代行業者が引き取りに来てくれる場合もあります。
自走できない車でも、安全に整備工場まで運んでくれます。

自賠責保険が切れている場合の対応

  1. 損保会社、整備工場、カー用品店、コンビニやネットなどで即日加入も可能
  2. 自賠責保険が切れていると、仮ナンバーの申請もできません
  3. 先に新たに自賠責保険を契約する必要があります

今後うっかり車検切れを防ぐ方法

  1. スマホカレンダーに車検日を登録
  2. 自動車保険と連動したリマインド通知の活用
  3. ディーラー・整備工場からの案内ハガキやLINEを確認
  4. 乗らない期間が長いなら「一時抹消登録」を検討

よくある質問(FAQ)

  • Q. 車検切れに気づいたのが深夜。どうすれば?
  • → そのまま保管し、翌日役所や保険代理店に連絡しましょう。
    レッカー依頼も24時間対応の業者があります。
  • Q. 一度切れた車検は、罰金を払えばOK?
  • → いいえ。罰金を払っても、公道は走れません。仮ナンバーまたはレッカーが必要です。
  • Q. 任意保険だけ残っていれば大丈夫?
  • → ダメです。自賠責保険が有効かつ車検を通していないと違法運行です。

まとめ

車検切れに気づいたら、絶対に公道を走らないことが最重要です。
仮ナンバーを使うかレッカーを依頼し、早めに車検を受けてください。

  1. 車検切れで公道走行は違法(厳しい罰則あり)
  2. 自賠責保険の確認を忘れずに
  3. 仮ナンバーかレッカーで整備工場へ
  4. 今後はリマインダー活用でうっかり防止!
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