マンション5階以上に住んでいるのにコバエや蚊が発生するのは何故?

お役立ち

コバエや蚊はどこからともなくマンションに侵入しますが、その発生源や侵入経路には注意が必要、高層階に住んでいたとしても油断は禁物です。

この記事では、コバエや蚊が発生する可能性があるポイントや、どのようにして侵入してくるのかに焦点を当て、注意すべき事項を探ります。

マンション5階以上でもコバエや蚊が発生する理由

コバエのマンション侵入経路

マンションの5階以上でもコバエや蚊が発生する理由にはいくつか考えられます。

  • 下階からの侵入: コバエや蚊はマンション内で下階から上階に移動することがあり、下階の住居や共用部に コバエや蚊が発生している場合、それが上階に広がる可能性があります。特に、エレベーターや階段などの通り道を通じて、コバエや蚊が上階に侵入することがあります。
  • 植物の存在: 植物は虫の生息地として好まれます。観葉植物やベランダのプランターがある場合、その周囲には コバエや蚊が集まりやすくなります。特に、植物の土や鉢底に腐った有機物や水が溜まりやすい状況では、 コバエや蚊の発生が起こりやすくなります。
  • 食べ物や有機物の存在: コバエは腐った果物や野菜、食品などの有機物が豊富な場所に集まります。マンションの住居部分でも、キッチンやゴミ箱などに食べ物や水溜りがあれば、 蚊が発生する可能性があります。

何階以上なら絶対に虫がこない?

マンションの高層階であれば、蚊やハエなどの飛行する虫が入ってくる確率は低くなりますが、完全に避けられるとは言えません。

コバエや蚊は数メートルの高さしか飛べないため、高層階まで直接飛んでくることは難しいです。しかし、他の手段を通じて侵入する可能性があります。近くの木や建物の壁を伝ってきたり、人にくっついてきたり、風に乗って飛ばされてくることが考えられます。

また、高層階であっても、もしコバエや蚊がその場で繁殖してしまえば、その部屋や階においては同様の蚊の発生状況が地上や1階と似たような状態になります。

 蚊は人間の吐くCO2に引き寄せらる

蚊は人間の吐くCO2に引き寄せらる

蚊は人間の吐くCO2に引き寄せられてエレベーターに乗り込んでくることがあります。締め切った室内に蚊がいる場合、玄関などから人と一緒に入ってきた可能性が高いです。また、外に干した洗濯物や買ってきた植物、宅配の荷物などにくっついて侵入することも考えられます。

蚊は少しの水たまりでも卵を産む

蚊は少しの水たまりでも卵を産むため、空き缶や容器、ベランダのバケツなどに水がたまっていないか確認が必要です。また、プランターの受け皿にも注意、雨水をためる容器にはフタをし、水生植物を育てている場合はこまめに水を交換します。

これらの対策を組み合わせることで、ハエやコバエの侵入経路を効果的に封じ、快適な居住環境を維持できます。

蚊の活動気温

蚊の活動には気温が大きく影響します。一般的に、気温が15度くらいになると蚊は活動を始め、血を吸い始め、最も活発に活動するのは気温が25度から30度の範囲です。

この温度帯では、蚊の動きが最も活発で、繁殖活動も盛んに行われます。しかし、気温が30度を超えると、逆に活動が鈍くなります。これは高温環境が蚊にとってストレスとなり、活発に動き回ることが難しくなるためです。このように、蚊の活動は気温に大きく依存しており、気温の変化によってその行動パターンが変わります。

コバエや蚊を避けるための周辺環境

虫を避けるための周辺環境

飲食店が1階に入っているマンションや、周辺に飲食店やコンビニが多い地域では、生ごみや水の取り扱いが増え、それがコバエや蚊の発生を引き起こす可能性が高まります。

物件を選ぶ際に、共用部分や管理状態に注目するのは重要なポイントです。収集所のゴミが散らかっていたり、共用部分の清掃が不十分な場合、虫の発生リスクが高まります。

新築や築年数が浅い物件を選ぶことも一つの対策となります。新しい物件は高気密化が進んでいるため、虫が侵入しにくくなっています。

厄介な虫から身を守る

コバエは網戸からも侵入します。

コバエや蚊は小さな厄介な虫ですが、以下はその対策法のいくつかです。簡単に実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。

防虫ネットなどの使用

玄関の出入りでコバエや蚊が侵入する可能性があり、微細な床の隙間も懸念されます。防虫ネットなどの使用が重要です。清掃と衛生管理も欠かさず、これらの対策でコバエや蚊の侵入を最小限に抑えましょう。

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最後に

マンションの高層階では蚊やハエなどの飛行する虫が入りにくくなりますが、完全に避けられるわけではありません。そのため、5階以上でもコバエや蚊が発生する可能性があります。適切な食品や水の管理、廃棄物の処理、植物の管理、建物のメンテナンスなどが必要です。

  1. 風に乗ってくる: 風通しの良い場所では網戸を使用しましょう。
  2. 持ち込み: 食品や植物をよく確認してから室内に持ち込みましょう。
  3. 水たまり: 空き缶やプランターの受け皿に水がたまらないように定期的にチェックしましょう。
  4. 建物の隙間: ドアや窓の隙間をしっかりと閉じるようにしましょう。
  5. ごみの管理不足: 廃棄物や生ゴミは適切に処理し、密閉できるゴミ箱を使用しましょう。

これらの対策を講じることで、高層階でもコバエや蚊の発生を防ぐことができます。

この記事を書いた人
てつ

➤こんにちは「てつ」と申します。
➤神奈川県在住
➤職業 運転手
長年運転手を続けているのですが、最近では交通事情や環境問題について深い関心を持つようになり、自分ができることを考えながら、日々の運転に取り組んでいます。
近年では環境問題に配慮した車両や燃料の使用も求められており、運転手は省エネやエコドライブなどの取り組みが重要です。
➤このブログでは、日常で気になったことや、これまでのさまざまな経験をもとに記事を作成し、皆さんに紹介しています。

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